Amazonプライムミュージックで無料で聴ける洋楽ポップス・アルバム10選。60~80年代の名盤を中心にセレクト。

Amazonプライムミュージックで無料で聴ける洋楽ポップス・アルバム10選。60~80年代の名盤を中心にセレクト。

普段はロック中心に聴いているのですが、ポップスを聴きたくなることがあります。素晴らしいポップスは心のビタミン剤のようなもの。ロックのような刺激はありませんが、心に必要なものです。ロックと同じくらいに、深みにハマったら抜け出せなくなるのがポップス道。60~80年代を中心にAmazonプライムミュージックで無料で聴ける名盤を10選どうぞ。

ビーチ・ボーイズ / Pet Sounds

1996年に発売された名盤中の名盤。オリジナルのモノラル、ステレオ化、どちらもリマスターされているものを聴くことができます。影響は大きくビートルズのアルバム「Sgt. Pepper’s Lonely Hearts Club Band」も「Pet Sounds」がなければ生まれてこなかったくらいです。

1996年の作品とは思えないくらい、多重録音されていて、モノラルなのに音響効果も素晴らしいです。ブライアン・ウィルソンが腕のあるミュージシャンと製作しており、コーラスワークも最高です。全ての曲が約3分。3分間のポップミュージックとはこのアルバムのためにあります。1曲目「Wouldn’t It Be Nice」が流れ始めた時の幸福感はこれでしか味わえません。

ドナルド・フェイゲン / The Nightfly

1982年に発売された1枚目のソロ・アルバム。いつの時代に聴いても通用する世紀の大傑作です。捨て曲は一切なし。収録されているのは8曲ですが、濃密な時間を味わうことができます。初めて聞いたのは24年くらい前ですが、ロックやテクノばかり聴いていて初めは馴染まなかったのですが、車で何度も聴いているうちに凄さに気付いた思い出があります。

「The Nightfly」は世界で初めて完全にデジタル録音されたアルバムとしても有名です。録音の拘りも半端ありせん。全ての曲がオススメですが、やはり「I.G.Y.」。夜のドライブ、ウイスキーを飲みながら、大人な雰囲気がたまりません。

ギルバート・オサリバン / THE BEST OF GILBERT O’SULLIVAN

青春の1枚。高校時代に初めて聴いた時「こんなにお洒落な洋楽があるのか、しかも俺が発見した」と今思えば意味不明なことを考えていました。特に「ALONE AGAIN (NATURALLY)」を聴いた時の衝撃は忘れることができません。

「THE BEST OF GILBERT O’SULLIVAN」はギルバート・オサリバンの魅力が詰まったベストアルバム。「ALONE AGAIN (NATURALLY)」以外にも「TAKING A CHANCE ON LOVE」「CLAIR」などの代表曲が収録されています。リマスターなので音質もグッド。

ギルバート・オサリバンの良さはメロディはもちろんですが、一番は声にあります。スーッと身体に染み込んでくるようなボーカル。普遍的に聴けるアーティストです。

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エルトン・ジョン / Goodbye Yellow Brick Road (40th Anniversary Celebration / Super Deluxe)

1973年に発売された7枚目のアルバム。2枚組の大作です。エルトン・ジョンは2018年まで30枚以上のオリジナルアルバムを発売していますが、特に1970年代前半の作品数はもの凄いです。多作でも素晴らしい曲がたくさんあるので、計り知れない才能があります。

エルトン・ジョンは名曲「Your Song」のようなしっとりとしたバラードのイメージがありますが、「Goodbye Yellow Brick Road」は陽気なポップアルバム。ダンス、レゲエ調の曲も収録されています。

Amazonプライムミュージックでは40周年を記念した4枚組を聴くことができます。リマスターされたイギリスのポップスの巨匠の名盤をどうぞ。

スティーリー・ダン / Aja

ドナルド・フェイゲンがメンバーだったスティーリー・ダンが1977年に発売した6枚目のアルバム。収録はわずか7曲。1977年当時にしては7分を超える長めの曲も多いです。都会的に洗練されたソウル・ジャズを高い演奏技術で聴かせてくれます。しっかりポップスになっているのも大きなポイントで、バランス感覚が素晴らしいです。

スティーリー・ダンやドナルド・フェイゲンはわかりやすいポップスではありません(そういった曲もあるが)。しかし、聴き込めば聴き込むほど、作り込まれた曲にハマるはずです。数年に一度聴くと新たな発見があったりするのも面白いです。

Electric Light Orchestra / ディスカバリー

1979年に発売されたELOの8枚目のアルバム。前作まではストリングスを多用して壮大なスケールの曲が多かったのですが、このアルバムからはストリングスよりシンセサイザーを活用してシンプルでコンパクトな曲が多くなりました。それにより、従来のELOファンだけでなく、普通のポップス・ロックファンにも受け入れられ、大ヒットしました。

主要メンバーのジェフ・リンが全曲シングルカットできるクオリティと語っているように、全曲ポップで聴きやすいです。ストリングスが減ったとはいえ、ELOらしいキラキラしたサウンドは健在で、ドキドキ、ワクワクするようなアルバム。ロックポップスでは間違いなく名盤です。

ディスコ調の1曲目「シャイン・ラブ」、気持ち良いメロディ「コンフュージョン」で完全にELOの世界に入れます。2001年にリマスターされて、音質も向上しています。

ボズ・スキャッグス / ヒッツ!(エクスパンディッド・エディション)

AOR(アダルト・オリエンテッド・ロック)を代表するアーティスト、ボズ・スキャッグス。「ヒッツ!」は1980年に発売したベストアルバムに5曲を追加したバージョンです。色褪せない名曲たちがリマスターされています。

ボズ・スキャッグスの良さは都会的で洗練されたメロディと癖のある歌い方。それがAORというジャンルにピッタリはまり、大ヒットしました。当時のAORの中には今ではとても聴けない曲もありますが、ボズ・スキャッグスの曲は今でも通用しますし、夜のドライブには最高です。

収録された曲はロックにお洒落を取り入れたと初期の頃といわれています。ロックが好きだけど、ポップスは甘くて好きじゃない。そんな人にオススメできるアルバムです。

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ビリー・ジョエル / ビリー・ザ・ベスト 1&2

イギリスにエルトン・ジョンがいるなら、アメリカにはビリー・ジョエルがいます。名曲をたくさん生み出しているのはもちろん、アメリカでのレコード総売上第6位という凄まじいアーティストです。「ビリー・ザ・ベスト 1&2」は1985年に発売したベストアルバム。代表曲がたくさん収録されており、ビリー・ジョエルを聴いたことがない人にぜひオススメです。

「ピアノマン」「ストレンジャー」「素顔のままで」「オネスティ」など誰もが一度は聴いたことがある名曲。バラードではなくアップテンポなポップス、CMで起用されている「アップタウン・ガール」など聴き所満載です。

トッド・ラングレン / The Very Best Of Todd Rundgren

アーティストとしてより、XTCやザ・バンドのプロデューサーとして有名なトッド・ラングレン。日本でも高野寛やレピッシュのプロデュースをしています。ソロ・アーティストとしてはアルバムによって様々なジャンルを聴かせていて、2008年の「ARENA」ではハード・ロックしています。

「The Very Best Of Todd Rundgren」は初期のベストアルバム。トッド・ラングレンの真骨頂である美しくて切ないメロディを堪能できます。オススメはなんといっても名曲「I Saw The Light」。たくさんのアーティストにカバーされていて、高野寛もカバーしています。オリジナルの「I Saw The Light」をぜひ。

カーペンターズ / ア・ソング・フォー・ユー

今回紹介したなかで唯一の女性ボーカル、カーペンターズ。なぜか女性ボーカルが昔から苦手で偏ってしまいました。今度は女性ボーカルのみの特集もしてみます。「ア・ソング・フォー・ユー」は1972年に発売された4枚目のアルバム。カーペンターズの最高傑作と呼ばれ、13曲中6曲がシングルカットされています。

ボーカリストのカレンの死因を知ると名曲「トップ・オブ・ザ・ワールド」が物悲しく聴こえてきます。ソニック・ユースなどロックにもカーペンターズの影響は大きく、残された曲は今でも輝き続けています。「ア・ソング・フォー・ユー」はポップスで殿堂入りのアルバム。一度は聴いておきたいです。