Amazonプライムミュージックで無料で聴けるテクノアルバム11選。Kraftwerk、YMO、ダフト・パンクの名盤まで。

Amazonプライムミュージックで無料で聴けるテクノアルバム11選。Kraftwerk、YMO、ダフト・パンクの名盤まで。

もう20年以上前になりますが、高校時代に電気グルーヴにやられたのをきっかけにテクノを聴くようになりました。最近は電気グルーヴの新作ぐらいしかチェックしなかったのですが、Amazonプライムミュージックにもたくさんのテクノの名盤があることに気づき、ちょっとずつ楽しんでいます。今回も独断と偏見によるテクノアルバム11選を紹介します。

Kraftwerk / Computer World(2009 Remastered Version)

テクノのジャンルを作ったドイツのバンド、クラフトワーク。ポピュラーミュージックにおけるビートルズの功績と同じくらいテクノ、ダンスミュージックにおける影響力があります。クラフトワークがいなければ、EDMのジャンルはないですし、大袈裟にいえば、クラブで踊ることもなかったでしょう。

「Computer World」は1981年に発売された8作目。Amazonプライムミュージックには大ヒット作、代表作の「Autobahn」もあるのですが、最もポップで聴きやすい「Computer World」をオススメします。

リマスターしてあるので、音質もいいですし、いくら年月が経っても色褪せない作品です。「コンピューター・ワールド」「ポケット・カルキュレーター」のポップでピコピコなテクノを聴くだけでワクワクしてきます。テクノの生みの親の職人技をぜひどうぞ。

Yellow Magic Orchestra / ソリッド・ステイト・サヴァイヴァー

日本で最も世界に影響を与えたアーティスト、YMO。どのアルバムが最高傑作なのかは暴動が起きるので控えますが、個人的には「ソリッド・ステイト・サヴァイヴァー」。聴きやすく名曲揃いです。

ベースラインが素晴らしい「TECHNOPOLIS」に始まり、YMOで最も有名な代表曲「RYDEEN」が3曲目。ゾクゾクするほどの名曲「BEHIND THE MASK」。ビートルズのカバー「DAY TRIPPER」をサラリと挟み、「SOLID STATE SURVIVOR」で終わりを迎える。わずか32分でこれほど充実したアルバムは珍しいです。

Kraftwerkとの大きな違いは生楽器を演奏していること。Kraftwerkよりも人間らしさを感じるのも生楽器だからです。しかし、細野晴臣は凄いアーティストです。YMOのアルバムは全てAmazonプライムミュージックで聴けるので凄さを感じてください。

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エイフェックス・ツイン / Selected Ambient Works 85-92

イギリスを代表するテクノミュージシャン、リチャード・D・ジェームス。85~92年という初期の頃のアンビエントのベスト的アルバム「Selected Ambient Works 85-92」。アンビエントはリズムがないテクノというイメージがありますが、このアルバムには心地よいリズムがあり、メロディがある曲もあります。ゆったりとしたテクノが聴きたいならぜひオススメです。

エイフェックス・ツインは様々な曲をかける天才的なアーティスト。このアルバムを気に入ったら、他のアルバムを聴いてみましょう。ビックリするはずです。

ザ・プロディジー / THE DAY IS MY ENEMY (EXPANDED EDITION)

テクノとロックの融合の先駆者、ザ・プロディジー。ロック好きでテクノが苦手な人にこそ聴いて欲しいアーティストです。現在、Amazonプライムミュージックで聴けるアルバムは「THE DAY IS MY ENEMY」のみですが、名盤ですのでオススメです。

ザ・プロディジーの最高傑作は1997年に発売された3枚目「The Fat of the Land」。蟹のジャケットで有名なあれです。これ以後はザ・プロディジーのアルバムは個人的には物足りないものばかりでした。しかし、「THE DAY IS MY ENEMY」は違います。「The Fat of the Land」の熱気が戻ってきています。ライブで演奏したら凄そうな曲ばかり。ぜひ聴いてみてください。

ダフト・パンク / ランダム・アクセス・メモリーズ

フランスが誇るテクノ・デュオ、ダフト・パンク。1997年に発売した1stアルバム「ホームワーク」が全世界で大ヒット。続く2nd「ディスカバリー」も大ヒット。なんと、日本だけで30万枚売り上げています。当時、先行シングル「ワン・モア・タイム」はクラブだけでなく、コンビニなどどこでもかかっていました。イントロを聴けば、誰でも一度は耳にしたことがあるのでわかるはずです。

「ホームワーク」「ディスカバリー」もAmazonプライムミュージックで聴くことができますが、オススメは2013年に発売された「ランダム・アクセス・メモリーズ」。グラミー賞で最優秀アルバムを受賞しています。凄いのはテクノとオールディーズを素晴らしいバランスで融合させたこと。どこか懐かしく、先鋭的。ポップで聴きやすく、どこか変。ダフト・パンクにしかできないです。

どの曲も素晴らしいのですが、1曲目「ギヴ・ライフ・バック・トゥ・ミュージック feat. ナイル・ロジャース」のイントロが流れてきた瞬間は鳥肌もの。ぜひ聴いて欲しいです。

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ケミカル・ブラザーズ / Born In The Echoes

ザ・プロディジー同様にロックとテクノ・ダンスを融合させた先駆者、ケミカル・ブラザーズ。ザ・プロディジーよりもOasisのノエル・ギャラガーなど、他アーティストとのコラボも多いです。ビック・ビートと呼ばれるリズムの代表的なアーティストでもあり、後進に与えた影響力は絶大です。

「Born In The Echoes」は2015年に発売された7作目。ポップな「GO」はもちろん、このアルバムではサイケデリックでゆったりとしたリズムを刻む曲が多く、円熟したケミカル・ブラザーズを楽しむことができます。

ケミカル・ブラザーズはEDMっぽさはほとんどないですが、独特で強烈なダンス・ビートを欲している人にはオススメです。「GO」が気に入ったら遡ってアルバムを聴いてみてください。

電気グルーヴ / Dragon

日本が誇るテクノ・ユニット、電気グルーヴ。高校時代に聴いた「B.B.E.~Bull Beam Express~」にある意味人生を狂わせられた身としては、オススメしないわけにはいきません。

Amazonプライムミュージックで電気グルーヴのアルバムが聴けるのは「Dragon」のみ。しかし、この「Dragon」こそが個人的には最高傑作です。電気グルーヴのアルバムの中ではテクノと真っ向に向き合った作品で、今聴いても十分通用します。

「Dragon」が発売されたのは1994年。当時は100万枚売れるシングルがたくさん発売されていたり、渋谷系(死語)が流行ったりしていました。電気グルーヴは前作「VITAMINE」で日本でテクノを一気にスターダムに押し上げました。そんな状況で発売された「Dragon」は前作を遥かに凌ぐ素晴らしいテクノアルバム。

最終曲「虹(Niji)」が有名ですが、「Mujina」「Baron Dance」「The Marble Men」などの歌なしの曲は何度聴いても飽きません。特に「Brazilian Cowboy」は特筆すべき曲。当時、「虹(niji)」と同じくらい衝撃を受けました。テクノを苦手な人にもぜひ聴いてもらいたいアルバムです。

砂原良徳 / LOVEBEAT

元電気グルーヴにして、日本のテクノマエストロ、砂原良徳の2001年に発売された「LOVEBEAT」。計算しつくされたサウンドが心地よいアルバムです。無駄を極限まで削ぎ落としたサウンドは職人技。

初めてテクノを聴く人には敷居が高いアルバムかもしれませんが、様々なアーティストを聴いてから聴けばその凄さがわかります。ちなみにジャケットデザインがカッコいいのでCDを買うのもアリです。

ATARI TEENAGE RIOT / Delete Yourself

ピコ太郎でブレイクした天才芸人、古坂大魔王が影響を受けたと公言しているATARI TEENAGE RIOT。テクノの一つのジャンル、デジタルハードコアを作ったバンドです。ドイツのバンドでテクノを作ったのはKraftwerkですから、ドイツって本当にテクノが好きな国です。

「Delete Yourself」は1995年に発売された1stアルバム。サウンドはとにかくハード。ボーカルの叫びもすごく、テクノ・パンクです。テクノでも歌ものなので聴きやすいので、ハードなサウンドが大丈夫ならハマるはずです。ハードコア・パンク好きはぜひ。

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アンダーワールド / Oblivion With Bells

イギリスのテクノ・バンド、アンダーワールドが2007年に発売した5枚目のアルバム「Oblivion With Bells」。個人的にはダレン・エマーソンが在籍していた頃が一番好きで最高傑作は5枚目「Beaucoup Fish」だと思います。紹介する「Oblivion With Bells」は7枚目のアルバム。「Beaucoup Fish」が動だとすると静。淡々としたテクノが中心です。

「Oblivion With Bells」の次作「Barking」では動のアルバムで傑作。このアルバムはアンダーワールドの過渡期で傑作ではありません。しかし、このアルバムがあったからこそ次作が傑作となったのです。アンダーワールドを深く知るには外せないアルバムなのです。

オービタル / Orbital 2

オービタルは日本ではそれほど有名ではありませんが、本国イギリスではアンダーワールド、ケミカル・ブラザーズなどと同様に1990年代を代表するテクノユニットです。「Orbital 2」は1993年に発売された2ndアルバム。1990年代のテクノとはこういうものだという見本のようなアルバムです。

ダンサブルでも騒がしくない、スッと頭に入り込んでくるフレーズ。一級品のテクノです。仕事をしながら、趣味をしながらの時に聴くと集中して作業ができるアルバムです。勉強中にもオススメです。